牧水と酒

歌人・若山牧水の生誕125周年を記念して、宮崎県総合博物館
3月22日まで若山牧水展を開催中だ
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是非興味がある方は顔を出して欲しい
 
日本全国を旅し、酒聖とも言われた牧水
酒は心でかみしめる味わいを持つ・・・・・
と言い毎日一升以上飲む大酒豪だったようだ
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会場には牧水が愛用した酒器や徳利、お猪口も展示されている
お猪口は牧水を火葬した時に残って出てきた奇跡的な品物
 
また牧水が愛飲したお酒や
地元の焼酎も展示してある
 
毎年開催している大吟醸を楽しむ会のパンフレットにも
牧水の酒の歌を使わせていただいている
これを機会に再度紹介したい
 
お酒の歌としてあまりにも有名なのは
 
『白玉の歯にしみとほる秋の夜の 
            酒は静かに飲むべかりけり』
 
私の好きな歌は
 
『それほどにうまきかと 人の問いならば 
             なんと答へむ この酒の味』
 
『人の世に楽しみ多し 然れども 酒なしにしてなんの楽しみ』
 
なんとも味わい深い歌だ
 
牧水は昼夜関係なく飲んだようだ
これだけ飲めば肝硬変になったのも無理もない様な気がしてくる
時間ごとに少し紹介をしてみよう
 
朝酒
 
朝日影さし入りて 部屋にくまもなし しみじみとして酒つぐわれは
 
昼酒
 
ものいわぬ我にすすむるうす色の 昼のひや酒 妻もかたらず
 
夕暮れ時の酒
 
かんがえて一合の 二合の酒の夏の夕暮れ
 
深夜酒
 
飲むなと叱り叱りながら母がつぐ うす暗き部屋の夜の酒の色
 
母親の愛情と涙、しかし牧水はかまわず飲む
思わず情景が現れてくるような歌だ
 
牧水が晩年愛飲した酒として知られているのが
岡山県の神露だ
コモダルのままで飲んでいたらしい
岡山と言えば備前雄町の酒米で有名な場所
旅をしながら地酒を飲むのが牧水流
しっかりとした酒質が気に入ったに違いない・・・・・
 
今年の大吟醸はどの歌を使うか思案中である!