日本の酒造好適米の生産量は
1位が山田錦、2位は五百万石です。
山田錦は酒米の王様と言われ、
日本の大吟醸の大部分は山田錦で造られています。
特上の等級を持つ山田錦は兵庫県のみで生産されている
惣誉生酛純米大吟醸 梵 超吟 どちらも特A地区
新潟県で生まれたのが五百万石
端麗辛口の綺麗な酒質が特徴でもあります
〆張鶴 純 (純米吟醸) 澤乃井 特別純米
日本全国の酒米に革命をもたらしたのが
IWCチャンピオンサケに2016年、17年と2年連続純米酒が受賞したことだ
2016年は出羽桜 出羽の里
2017年は南部美人 ぎんおとめ
どちらも地元で生産された酒造好適米である
この受賞がきっかけとなり、
世界的にも純米酒の認知度も一挙に進んだ
そして全国規模で一層酒造好適米の開発に拍車がかかってくる
北海道は彗星、吟風
青森は華想い、華吹雪
岩手は結いの里、ぎんおとめ
山形は出羽燦々、出羽の里、雪女神
愛知は夢山水
鳥取は強力、 岡山は雄町
佐賀はさがの華
その土地の風土で生まれた酒米で
日本酒を醸し、土地の料理と合わせていく
観点を変えて酒米から見る日本酒はより多彩で興味深い!
風土を大切にする蔵テロワリーの概念もどんどん広げていってほしい
それが日本文化の継承にもなるはずだから