横浜桜木町、野毛の伝説的な店、「武蔵屋」。

居酒屋通の方々には知る人ぞ知る店だ。以前にも一度行ったことがあるが、閉まっていたので、今回は前日に電話をすると、幸い明日から再開と言われてほっとする。
夕方5時半、暖簾も看板もない扉の前で少し躊躇したが、中から笑い声が響いてきたので思い切って入口を開けた。
なるほど、古き良き日本の情景が広がっているような佇まい。お客さんも既に半分ほどうまっている。
カウンター、テーブル2つ、小上がり、イスはなんと小学生用のイスみたいに小さい。
おばあちゃん2人と若い男性で切り盛りしていて、お酒を頼んだら、鉄瓶からコップに注いでくれた。この次ぎ方にも年期を感じる。
お決まりのつまみは、おから、たら豆腐、納豆。それにお酒を2杯飲んで1500円。
良いお客さんに守られているから、と言うおばあちゃんの笑顔がこれまた良い。
6時を過ぎたら、もう店は一杯になった。お客さんの笑顔もこの店をいかにも愛しているという感じ。こういう居酒屋を私達は大切にしていきたいものだ。
おばあちゃん、長生きしてくださいね。
ノスタルジー度 ★★★
武蔵屋
横浜市野毛町3-133
045-231-0646 17:00〜21:00