地下鉄神楽坂駅から曲がりくねった路地を曲がってやっとたどりついたのが 酒たまねぎや。
知らない人が見れば一見は普通の喫茶店の感じである。本当にここかなと思いながらドアを開ける。
奥のカウンター席と前のテーブル席1テーブルのみのお店。テーブル席では医者のグループがワイン談義の真っ最中。
実はこの店こそが真の酒隙がこぞって通うお店として評判高いお店なのである。
カウンターに座り酒のメニュー表を見る、メインの磯自慢大吟醸シリーズ、十四代、義侠(妙)、など今飲み口最上といわれる銘酒の数々、雫の一滴一滴が輝いている美酒ばかり。
しかも酒管理が半端じゃない。さすがに利き酒氏日本チャンピオンに3度なっただけの事はある。
磯自慢を頼むと付きだしはわさびの茎のしょうゆ漬け、鯖のはらみの塩焼き、まさに酒飲みの心をわかっている味である。
横のスチュワーデスの話や絶品の刺身を楽しみながら神楽坂で和む。
マスター一人でやっているだけに無理はいえないが彼の気配りも心地いい。
噂にたがわぬ東京酒の名店である
酒の珠玉度 ★★★★★
酒たまねぎや
東京都新宿区赤城下町55
03−3235−5576 18:00〜23:30 不定休