今年も、去る12月13日に『日本の酒と食の文化を守る会』の忘年会が
東京の目黒雅叙園・鷲の間で開かれた。
毎年恒例ながら、この忘年会は村田淳一会長の微細なこだわりの
お陰で贅沢三昧だ。
まず、宴会の前に古典落語鑑賞がある。
噺をしてくださるのは、『日本の酒・・・守る会』の名誉会員でもある
三遊亭鳳楽師匠(さんゆうていほうらくししょう)だ。
鳳楽師匠というと、再来年にはいよいよ円生を襲名することが決まり
落語会ではまさに時の人。
今年の御題は、『木乃伊取り』(みいらとり)。
鳳楽師匠の高座で聴くのは二度目だが、何度聴いても登場人物の
違いがみごとに演じられていて、とても一人で演じているとは
思えない。これこそ、落語の神髄だ。
今回は、特に『飯炊きの権蔵』の訛りが良い味をだしていた。
たっぷりと落語を楽しんだあとは、いよいよ宴会。
今年も全国から32の日本酒の蔵元のお酒と、蔵元さんご本人が出席。
宴会のはじまりは、蔵元さん達のごあいさつから。
近況や小咄、駄洒落を交えてのあいさつを聴くのも、日本酒好きな参加者には
楽しい余興の一部でもある。
今年は、長野の桝一酒造の社長でもあるセーラさんが、かわいい赤ちゃんを
連れて久々の参加だった。
セーラ社長と愛息のウィリアムくん
毎年出席者が200名にも及ぶが、全員のお名前、肩書きはもちろん
本日の出品酒の細かい情報(小売り価格まで)がリストアップされている。
さあ、いよいよ乾杯! ご発声は、ローソンの新浪社長。
『日本酒で乾杯』の普及について、熱く語っておられました。。。
あとは、飲めや語れやの大宴会。今年は例年以上に熱気があり
着座なのに、何故か立って談笑している方々が多かった。
大人数だが、雅叙園の頑張りで料理は、八寸から造り、焼肴、椀物、揚げ物
強肴、ご飯、止め椀、水菓子と欲張りな献立。
そして忘年会の締めは、大抽選会。
日本酒、焼酎をはじめ、あとは出席者から提供された賞品の数々。
今年の目玉は、フェニックスリゾートシーガイアの河本社長が忘年会
初参加ということで、ホテルオーシャン45のペア宿泊券だった。
(若いご夫婦がゲットして、大喜びしていました♪)
来年も、鷲の間で全国の蔵元さまと皆様に元気でお会いできますように。
そして年の瀬&新年も、『日本酒で乾杯!!』