長良川のほとりに立つ
鵜匠の家 すぎやまは夏から秋は鮎
冬から春は鴨料理で有名なお店だそうだ
白扇酒造の加藤社長のご紹介で
一緒にお伺いする
長良川の穏やかな流れ
対面の金華山の山頂には岐阜城が見える
鮎の季節にもちろん鵜飼も見ることができる
素晴らしい眺望である
鴨はローストバラと肝
鴨を焼く鉄板も独特なもの
すずりと言っても良いような小判型の鉄板を
備長炭の炭火の上にのせ
このうえで鴨を焼いていく
野趣味たっぷりの御狩場焼きと言う食べ方
この鉄板は宮内庁鴨場ゆかりの鉄板なのだそうで
宮内庁以外はここしかないものなのだそうだ
食べる時には大根おろしと一緒に食べる
さて一口食べてみる
驚くほど臭みがない
通常の鴨は臭くて食べられないので
合鴨の方がおいしいと思っていた
その概念が覆された
加藤社長も私もあまり鴨は食べないが
ここの鴨だと食べられるとおっしゃっていた
それほど美味しい鴨だ
お酒は花見蔵の大吟醸
この大吟醸は嵐山吉兆の要望で開発されたとか
香りを抑えて
食中酒として飲めるようにしたという
確かに最初の一口は甘く感じるがすいすいいける
この鴨肉でも負けることなくさらりと飲んでしまう
もっと驚くのはこの後
鴨チャーハンが出てきた
この鴨チャーハンが絶品だった
濃厚な鴨肉と脂のうまみが米全体にしみわたり
格別の味わいだ
いやあ 鴨の概念が全く変わってしまった・・・・・
聞いてみると鴨は野生の中で最も美味しいと言われるマガモの雄(青首)らしい
加藤社長ありがとうございました
次は鮎の季節に来たいものだ!
鴨の絶品度 ★★★★☆
鵜匠の家 すぎやま
岐阜市長良73-1
058-231-0161