広島の蔵元
この蔵はりんご酵母発祥の蔵
4代目の中尾清磨は昭和3年ごろから
東京帝国大学の坂口謹一郎氏に師事し
酵母の研究に取り組んだ
2000種以上を試験し終えた昭和15年ごろ
抜群に良い香りを出す酵母菌を発見
この酵母はりんごから分離されたことからりんご酵母と命名される
この酵母で造ったお酒は昭和23年の全国新酒品評会で第一位を獲得
3年連続で皇室新年御用酒となった
出品酒は
りんご酵母を使用し
山田錦を45%に磨いた誠鏡・幻
日本酒度は+3
杜氏は荒谷昭夫氏
香り高く気品のあるお酒
蔵元珍味は広島の名物
オイル・オイスター
秋には新商品 誠鏡 S1968 KIYOMA 発売予定
1968年に 誠鏡の酒もろみから分離された酵母 (B79.P)
で造られた純米吟醸
中尾社長は趣味は農業
現在、栗や葡萄、キウイ、ブルーベリーなどを栽培中だとか