文藝春秋10月号の日本酒〝秋のひやおろし〟特集の頭を
飾っている。
1848年創業の蔵だが昭和62年、小川原専務は
すべての生産を純米酒にするという決断をされた。
まさしく原点回帰の行動であった。
ご自身、純米酒しかも燗酒の方が酔い心地がよく、食べ物の
味をひきたててくれるから、と淡々と話される。
まっとうな酒造りがじわじわとファンを拡げていき、今では
神亀教ともいわれる熱狂的なファンや蔵元も数知れず。
有り難いことに、宮崎にはよく遊びに来られており美味しいものを
全国へ情報発信して頂いたり、純米酒の会を開いて頂いたりしている。
お嬢さんが結婚されて後継者もでき、親子で醸す神亀のさらなる
進化がとても楽しみである。
うなぎパイと大吟醸「ひこ孫」のお燗は真夏の会でも大人気です。