日本の地酒人気の礎を築いた蔵が
山形の出羽桜だ
先代の社長の急逝を受け、39歳の若さで社長になる
現在は東京農大客員教授としての顔も持っていらっしゃる
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何といってもこの蔵の話題はIWC2008年の
チャンピオンサケを一路が受賞したことだろう
一挙に世界で知名度が上がった
 

今年は英国王室御用達で英国最古のワイン商『BB&R』に
出羽桜の一路と桜花吟醸酒が日本酒で初めて採用されたこと
これは仲野社長にとっても大変うれしかったようだ
 
以前から吟醸を世界の合言葉にしたいとおっしゃっているが
海外での積極的な展開と行動は
それをまさに実行しているところにこの蔵の強みがある
今年の仲野社長のテーマはスピード
先んずれば事を制す
激変の時代だからこそスピードが求められていると言う
 
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出品酒は
出羽桜大吟醸 山田錦40%
日本酒度もプラス6と辛口
香り豊かで味わいまろやかだ
チャンピオンサケの純米大吟醸一路も出品された
 
ツマミはちび丸小なす
見かけも小ぶりでかわいい茄子である
 
今年の話題の酒は蔵で初めての
山廃仕込みの特別純米酒を新発売したこと
山廃の新境地を目指すと言う
味もとても楽しみである
山形県天童市一日町1−4−6
TEL0236−53−5121