日本最古の蔵元と言われる
須藤社長は第55代目である

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お米を35%に精米し+5の辛口
キレとバランスの良さが特徴だ
杜氏は畠山勝美氏
 
仕込み水は高品質なきめ細やかさと清涼感
日本最古の蔵元だけに水齢も何百年という
 
ツマミは特製合鴨のスモーク
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須藤社長は「酒・米・土・水・木」は当蔵に伝わる家訓の一つです


良い酒は良い米から、良い米は良い土から、
良い土は良い水から、良い水は良い木から、
良い木は蔵を守り酒を守る

と言うことが代々日常生活の中で伝えられて来ました。
近年やっと環境というものに多くの人々が気づき始めましたが、
昔の人々は長い経験とその鍛えられ、
研ぎ澄まされた勘の中から、
体験的に自然環境というものを熟知していたようです。

酒造りをすればするほど自然の尊厳のすばらしさ、
その偉大さに敬意の念を抱くようになりますと言われている

 
話題の酒は山桜桃(ゆすら)
特に女性に人気の酒だそうだ
生だと言うのに口当たりが大変良い
ワイングラスで飲むと
まるで白ワインを飲んでいるようなイメージにもなる
これだとチーズにも合うだろう
 
須藤社長のあと一つの顔は
フランスAOCチーズ シュバリエの資格を持っていらっしゃること
最近は日本酒とチーズの講演依頼も多いようで
若い女性には日本酒とチーズという意外な取り合わせが受けているようだ
 
東日本大震災で受けた蔵の修復も継続的に行っていく
倒木したケヤキの古木から新しい枝や新芽が成長しています
命の輝きを感じさせる蔵のトピックだそうです