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大吟醸を楽しむ会2011

IWCを制した南部美人(久慈浩介)

南部美人の蔵は岩手県、二戸市にある。

南部美人の久慈浩介氏は、東京農大卒業後

蔵に帰ってきた。

東日本大震災の後、全国で自粛ムードが高まり

日本酒も沈滞ムードだった

その時に、久慈浩介氏の発したyoutubeでの

全国の皆さん、東北を応援するために、東北のお酒を飲んでください

とのメッセージが報道ステーションで放送された

この効果は絶大だった

瞬く間に東北のお酒を飲んで東北を元気づけようという

ムーブメントが広がったのである。

その天性の明るいキャラクターは

2016年に公開された映画カンパイの主役の一人としても抜擢され

世界にお酒のムーブメントを拡げていった

さて今日は久慈氏の講演だ

二戸市は漆の産地だそうだ

国内の7割のシェアを誇っており

金閣寺や日光東照宮などは全て二戸市の漆なのだという

ただ日本の漆は2.3%が国産、後の97,7%が中国産だという

二戸市は漆をまちづくりに生かそうと

漆はじめ事業を行っている

赤ちゃんが生まれたら3年間、漆の椀を貸し出すというものらしい

面白い試みだ

さて酒米の話が面白かった

吟ぎんがとぎんおとめ

どちらも岩手県の酒米だが、吟ぎんがとぎんおとめが

同率で首位となり

岩手県は南部で栽培される吟ぎんがと

北部二戸市で栽培される稲作環境の悪さなどから吟ぎんがが酒米として認可された

ここで待ったをかけたのが南部美人の久慈さんたちだった

知事に再要請した

知事はあと一年再トライを了解した

結果平成11年にぎんおとめが認可された

吟ぎんがは吟醸に、ぎんおとめは純米に向いているという

久慈氏の奥さんは東京農大の同じ研究室

研究室の教授はもちろん小泉武夫教授だった

お台場でプロポーズした際

絶対世界一の酒を造ると誓った

二戸市の酒米を使った酒プロジェクトがスタートした

2016年南部美人の純米酒がIWCトロフィーをとり

7月に開催されたIWCでチャンピオンサケを受賞した

時はまさしくカンパイを公開した時と同じだった

奥さんに約束を実現できて裏しかった

しかしその言葉を奥さんは覚えていないという

南部美人の蔵元でありながら

東京農大の客員教授も兼任されている

今後のワールドワイドな活躍を祈念したい!